∴ 初公道☆

ウエルカムバリオス君！

ということで、ついに、ついに公道デビューしてきました‥！
あ、自分で言っていて興奮と感激で少し泣きそうです。わたしのバイク　わたしのマイバイク。おおおおおおおお‥


卒検よりも緊張‥！バイク倒してしまわないように慎重にまたがり、「さて、エンジンってどうやって掛けるんだっけ‥？？」なんて、あれ、これ、この感覚卒検でも味わったわ‥！
しかも、ミラーを調節するのを忘れていたあたり、卒検より減点です。
恐る恐るキーをオンにして、セル押す。



‥しーん‥



オ「あ、あれ？？　え、エンジンが　か　かかりません　あわ　あわわわわ」


店「んー　ハンドルロック(夜間用)になってますねー」


！！(^◇^;)！！

いつもながら、店員さんの動じないっぷりは素晴らしいです。
どんなことやらかしても笑顔で接してくれるあたり、ほんとありがたい。

おとなしく、ONにキーを回せばいいのに、恥ずかしいやらてんぱってしまったやらで、余計な私が顔を出し、

「オットォ！回しすぎた！回しすぎ！わたし回しすぎたんだー！」


大はしゃぎ[E:sweat02]明らかに普通じゃないテンション(ﾟﾟ;)
何が、オットォ！だ。

わたしがミスオットットになってようが店員さんは、あの慈愛に満ちた微笑みを絶やしません。
プロか、プロ根性。
あ　あれ‥？　べつに「かわいそうに‥」ていう目線ではなかった‥なかったはず的な


初めてかけるエンジン。
アクセルを回すとブイイイイイーン！！
同じバイクなのに教習車とは全然違う音[E:note]なんて気持ちいい音！
もう感激してしまいました。
まだスタートすらしてないのにうるうるきたり。



立地条件が間違いなく初心者に優しくない国道沿いのお店からフラフラと走り出すわたし。
目指すはGSp(^^)q
燃料コックはすでにリザーブです。


パタパタパタパタパタパタパタパタ


(´；ω；`)！！
そうだ、教習中はゼッケンしてたから感じなかったけど、パーカーの前をきちんと止めないとマントみたいにハタめくのです！しかも背中にあたって微妙に痛いじゃないか。これはいかん。これは恥ずかしい！
約１km先のガソリンスタンド目指して必死に走ります。


ああなんて良いバイクなんだろうバリオス。
ギアもものすごくスムーズに上がってくれます。
ガソリンスタンドをに行き着く１kmですでにバリオスに酔い始めます。
３速・４速まで入れたときの音がブイイイイイイーンって　あの音が！すっごくいい。感激[E:shine]
時速50km/hなんですがものすごく速く走ってる感覚です。
ブイイイイイイイイーン！

いけないいけない。ゆっくり走って皮むきしなきゃ、と思いながらもそこそこの車どおりがあわわわわ
。
50km/hはスピード出てるとは言わないかもしれないけど、今まで40km/hしか経験したことのない私には、今日のスピードは光を超えました(笑)
車の流れもあって、自分のペースでは走れなかったから、車どおりの少ない朝方にゆっくり走りたいなあ。それこそ30km/hくらいで。


そしてガソリンスタンドにINです。
車の要領でバイクを止め、数分前に教えてもらった通りにタンクのふたを開けます。




「‥‥‥」




ガソリンどばっと溢れだしちゃって‥
なんていう、小耳？目？にはさんだ情報がかけまわります。



そっと、握りしめたノズルをタンクに少しだけ差し込んでみました。
決してレバーは握りません。
だって怖いじゃないか‥

メットのシールドがクリアでよかったと今日さっそく思いました。
GSのオジサマ(ベテラン風)と目が合います。



「すみませーん！！」

目は合っていても手をふってアピール。
そうするとすごく軽快な足取りでオジサマ駆け寄ってきてくれました！なんという素敵タイミング。
わたしの「すみませーん」とオジサマの「はい伺います」の言葉のキャッチボールのタイミングがものすごくよかった[E:good]ちょっと速球気味で。



「今日初めての給油で、、」というと、１から詳しく丁寧に教えてくれました。
なんて優しい人[E:clover]当然かといわれそうですが、優しさを感じたのです。
タンクの口を覗き込みながらの給油です。
へー‥　ガソリンって透明なんだ‥
どことなく、ガソリン＝赤　のイメージだったのですが違った違った。
オジサマにお礼を言い、無事コック戻して再び国道へ。
もちろんパーカーの前もしめ、満タンになったバリオスはもちろん気持ちよく走ってくれます。

３車線→２車線へは仕方なく恐る恐る車線変更をし、排気ガスのにおいや、風や、道路の凹凸まで感じながら走るってなんて気持ちいいんだろう。
これはバイクを乗ってる人だけ知ってる道のことなんだろうなあと、また喜びがこみ上げてきます。
ミラーは直しわすれ、空を映してましたが。。

少し雨がぽつぽつきましたが、もっと走ってみたいということで、少しだけ遠回りです。

ギアを落としてよろよろと左折。
これがまたびっくりするくらふくらんだ左折で、とまってた車はぎょっとしてたと思います。
こいつ突っ込んでこない？という不安な顔。
私も　つっこむかもって　思いました[E:sweat02]
バイク、低速のほうがむずかしいって本当ね。
走ってると結構安定してるんだけど、直線ばっかじゃ帰れないものなあ‥


信号でとまって、前後を車に囲まれて、「あー発進大丈夫かなあ‥」と不安になってたら案の定、アク
セルが弱くて　プスンとエンスト。


(;´Д｀)


ぬかしていってください、と願うも、後ろで車が待っていてくれるのです。
あわわわ、抜かして　抜かしていってくださいどうぞお先にいってください　わ、わたしエンストしちゃってるんで　あわ　あわわわわ


何としても先に行ってほしいと思い、右手を指先まですっと伸ばし、すすす〜っと前方へ。
「おさきにどうぞー」もしくは「こちらへどうぞー」のジェスチャーです。
すごくゆるやかで肩を回さないソフトボールの投球フォームです。

恥ずかしいとかよりも、先へどうぞという気持ちがいっぱいでとっさにでた行動はすんなり相手に
伝わったようで、キューブは私を追い抜かしてゆきました。

ほっとひと安心‥。




‥　‥　‥


あ

そっか、ハザードランプ‥



ぽちっとハザードを焚き、しばらく路肩で息を整えエンジン起動。
ブイイイイーンとまたスタートです。
雨、ふってきたけどきもちいい。
けれどどんどん腕がしびれてきます。
つ、疲れてきた‥？？？

雨も降ってきたし、ここらでまっすぐ帰ろうと家路を急ぎます。

家に着いた時にはへとへとですがまだ一仕事。バリオスを入れなければ[E:house]
サイズ的には玄関に入るのですが、そこへ至るまでの傾斜と段差、２段(スロープ設置済み)が行く手を阻みます。
傾斜はともかく、スロープの坂を登ることができません。
両親も出てきて押してくれるのですが、カウルがミシミシって(´；□；`)


「む、むりして押さんといて！」
「もうやめて！」

ひいひい声を上げながら、せっかくの手伝ってくれようとした2人には悪いですがプリーズドンタッチバリオス！お願い

簡易家族会議(笑)の結果、バリオス君を我が家へ入れるのは無理となりました‥
入れたが最後、出せなくなる。
なにより一人でできなきゃ、きっと乗らなくなるよ、という不安。

念のためカバー買っといてよかった‥。だけど凡ミスで届くのは明日か、今日の夜。
とりあえずパラパラ雨よけのために、レジャーシートでバリオスをつつみます。マフラーは熱いから注意。
車庫か屋根がほしい[E:clover]
注文したカバーは防水もしっかりするらしいという評価の高かったメイドインUSA製をチョイス。それでなんとかバリオスを守れますように‥！


すべてを終了したときにはぐったりでした。
筋肉の底から疲れてるこの感覚は初めての教習と同じだよ‥。


さて、初走行距離は、




13km




ん？？？？



13km？



たった‥？(゜゜)



13kmでこの体力消費


みなさんのブログ見てると三桁走行してらっしゃる方も多々みえるのに、しかもすぐレポあげてたりって　あ　あれえ‥
わ、わたし13kmで数時間起きれませんでた。

ん？
バリオスって本当にガソリンで動いてる？
わたしのエネルギー吸ってない？
ま、まあ吸ってるなら吸ってるでそれはまたおいしいんだけど。
愛を感じるんだけど。


愛といえば、


たった13kmだけど、
わたし13kmでバリオスに恋しました[E:clover]

あ、ほんと　ランデブーだ！