∴ そのサインをもう一度

少し足を伸ばすツーだと間違いなく迷います。
そんなときにかぎって、何号線なのかの標識もないしでてんやわんや。
結局もうちょっと走ろう、と超苦心し、結果そのもうちょっとの分もしっかりUターンして分かるところまで戻ったりしてます（＾＾；）

そして相変わらず、先日も迷いました。
ちょうどかなりアバウトな地図看板を発見して、そこへバイクを寄せて止まる私。

そんなとき妙に　「迷ったことを悟られたくない自分」　が出現。

ああ、いい景色。いい季節、満喫しちゃおっかな～！というような、さも、止まることも計算です。といいたいくらいの雰囲気を精一杯だしながらも内心は「まずい　まずい　ここどこだろ‥！！」と焦りすぎて頭が働かない状態。
地図の看板をかなり必死に見ているときも、雰囲気だけは　「さーて　ちょっと自分の位置でもかくにんしよっかな～」とか「へ～　ここってもっと先に行くと山があるのね」とかそういうのをイメージしてますが
やっぱり目から余裕が消えてます（笑）
ﾏｯﾌﾟﾙと看板を見比べて、大体の場所を必死に目だけで探してます　ｷﾞﾗｷﾞﾗｷﾞﾗｷﾞﾗ
でも車が通ったりすると、遠くの山や川を見つめてた黄昏てみたり‥
黄昏てる場合じゃないんだけど。
一刻も早く予定ルートに出たいんだけど、

そ、そりゃ　車きたら　迷ってるとか　あんまり知られたくないもんです＞＜

精一杯のカモフラージュ＝黄昏

それでもいつでも周りの様子を気にしているわけにも行かないので、
必死に地図とﾏｯﾌﾟﾙを見比べ、ここまではあってたはず、、なんて脳をフル活動させていると



ププーッ！！


ドキっとして顔を上げると大きなアメリカンにのったライダーさん。


お互い見つめあう数秒が妙に長く感じる‥‥



ΣΣ(ﾟдﾟ　)　

これ、もしかして、私が迷ってるのを察して、Uターンしてくるから待ってて！の合図！？


都合のいい解釈をしてしまい、ぶ～ん！と走りすぎていったライダーさんの背中が見えなくなるまで見送りました。



一分後‥‥



lllll(*´=Å=`*;)llllll ｽﾞｰﾝ

戻ってなんて　きてくれるわけない。





ならあの大きなクラクションは何だったんだろ。

「迷ってても負けるな！」の合図だったのか、
はたまた、私の見せかけの黄昏姿に「今日はツーリング日よりですね」の合図だったのか。

いやいや、私ものすごく必死にﾏｯﾌﾟﾙみてたから
やっぱりあのクラクションは　「ガンバ！」　という　あれですか、マネージャー的な　つかれきった選手にエールを送る女マネ的な‥


うん。そういうの大スキ。




でもいままで一度や二度ではありません。
あるときは今回みたいに地図の看板とﾏｯﾌﾟﾙを見比べているとき、
またあるときは、ﾏｯﾌﾟﾙと睨めっこ以上、ガン飛ばしあい位必死なとき、
またあるときは精魂尽き果ててバイクから降りて途方にくれているとき、

相手は決まってアメリカンのライダーさん。
そして決まって私はそんなとき周りを見ていないのでクラクションにドキ！！

クラクションを鳴らすのがアメリカン流なのかな？

私の中ではアメリカンのライダーさんは拳を突き上げるような挨拶をしているようなイメージがあります。（あくまでイメージ）　ないか！


いいのです。あのクラクションが「挨拶」だと分かれば、それを励みに引き続きﾏｯﾌﾟﾙと格闘します（笑）
変に前向きな勘違いをしてしまっているので、ちょっとセンチメンタルになるのです。
ど、ドンマイ！

クラクションにドキ！とせずに、そこで余裕の
親指でグッ　ポーズをお返ししたいものです

咄嗟にびびってしまうので、背中にグッ なら出来るかも‥



‥‥(oﾟ-ﾟo)



それもいいなあ（＝ｖ＝）



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∴ Welcome 一万回転越えの世界

高回転型エンジンのバイクが愛車です

いまいち高回転型のエンジンの良さや意味がわからず、「慣らしは10,000回転以下で」と言われていた10,000回転でも、十分公道は走れるので　不便は感じなかったのですが、みなさんのコメントを拝見したりしていてふと、

回してこそ高回転型エンジンをもつバイクなのでは？？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　という気持ちに。

普段は回して走らなくてもいいけど、回したらどうなるのか知りたい！
好きな人のことは些細なことでも知りたいとか、そういうのに近いような　や、実際は私、そんなに知りたい知りたいとはならないんだけども、バリ君のこととなればなんでも知りたいやってみたい　　一気に変貌！！



いざ、まわしてみようよ！


待ちに待った三連休、喜びの１日目　伊賀上野へ行った帰りは名阪にのり、
そこで10,000回転越えに挑戦してまいりました





結果、も　ももももも　もも　ももも　
ものすごいことなってますよー！！！


言葉にできない！
8,000～10,000回転の間の音がすごく大きいので、
回転数をあげてこれ以上音が大きくなるなら回せない　と思っていたのですが、
10,000回転を超えた瞬間、いままでのやかましさが嘘のようです！
音は大きいけど音階が変わったというか、全然耳につく大きさじゃない。

どうして馬は吼えるって言わないのか。
バリ君、吼えてたよー！！！　すっごい吼えてたよー！！！
しかも気高く吼えてた‥！


最高回転数は一時的にですが14,000rpm。

すごくびっくりして瞬間頭が真っ白に。
いつも走ってる最中はとくに何も考えてないのですが、あの瞬間は何も考えてないけどものすごく強く頭の髄でバコーン！とはじけたような！！


関ICに向かって走らなきゃいけないのに、方向を間違ってしまっていたので結局針テラスまで走りました。

途中でいつもの10,000回転以下に戻したり、また少し回したりしながら放心状態で針テラスに到着しました。
真横にバイクを止めた男性が独り言にしては大きすぎるトーンで　「寒いわ、心臓凍りそう」　と言っているのをいつもの私なら「そうですね」　なんて　コミュニケーションとっているはずなのですが、その日の私はなんせ未知の世界を垣間見てしまったのでぼんやり。

「1人でどこまで行くの？」


回らない頭でその質問を聞きながら、



「行くんじゃなくて帰るんです(=ﾟДﾟ=)」



真顔でコミュニケーションアンテナを真っ二つに。あわわすみません
ライダーさんは　「　あ、そうなの　」と　立ち去りました。すみません　いつもならこんなことには‥！


少し休憩して、来た道を引き返します。
さっきたくさん回したのが良かったのかなんだかバリ君が軽く走ります。


11,000くらい回すと車の流れと同じくらいで走れるのでそのペースで走っていると、途中のICからヤマハさんのバイクと黒のNinjaが！！
なんてたって伊賀帰り、忍者にときめいてきた私が帰り道Ninjaにあったらこれはもう、お　お　おお　追いかけてしまう‥！！！

その二人連れのライダーさんはビューン！！と飛ばします。
私はその後をくっついて、少し距離をあけて走ります。
沢山回したら速いバイクさんの流し運転くらいにはついていけるのかもしれない250ccのバリ君。
嬉しくなって追走というやつを初めてやってしまいました！


でもそんな状態が続くわけもなく‥
当然カーブもくるし、その回転数を維持できずに結局おふたりを見送って、またマイペースで走り、無事その日のツーリングを終えました

あの日、初めて「官能的なエンジン」の意味を心で理解した！かも
今まで感じていたバリ君の青年的な魅力に深みが！！　
すごいわー　セクシーだわーバリオス！


沢山回して走る、新しい試みは見事癖になりそうです
でも　【沢山回す→スピード出る→ゆるいカーブも怖い】　なので、私はくれぐれも調子乗らないように！です。

よしよし来週からはまたコーナーの練習





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