∴ Welcome 一万回転越えの世界

高回転型エンジンのバイクが愛車です

いまいち高回転型のエンジンの良さや意味がわからず、「慣らしは10,000回転以下で」と言われていた10,000回転でも、十分公道は走れるので　不便は感じなかったのですが、みなさんのコメントを拝見したりしていてふと、

回してこそ高回転型エンジンをもつバイクなのでは？？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　という気持ちに。

普段は回して走らなくてもいいけど、回したらどうなるのか知りたい！
好きな人のことは些細なことでも知りたいとか、そういうのに近いような　や、実際は私、そんなに知りたい知りたいとはならないんだけども、バリ君のこととなればなんでも知りたいやってみたい　　一気に変貌！！



いざ、まわしてみようよ！


待ちに待った三連休、喜びの１日目　伊賀上野へ行った帰りは名阪にのり、
そこで10,000回転越えに挑戦してまいりました





結果、も　ももももも　もも　ももも　
ものすごいことなってますよー！！！


言葉にできない！
8,000～10,000回転の間の音がすごく大きいので、
回転数をあげてこれ以上音が大きくなるなら回せない　と思っていたのですが、
10,000回転を超えた瞬間、いままでのやかましさが嘘のようです！
音は大きいけど音階が変わったというか、全然耳につく大きさじゃない。

どうして馬は吼えるって言わないのか。
バリ君、吼えてたよー！！！　すっごい吼えてたよー！！！
しかも気高く吼えてた‥！


最高回転数は一時的にですが14,000rpm。

すごくびっくりして瞬間頭が真っ白に。
いつも走ってる最中はとくに何も考えてないのですが、あの瞬間は何も考えてないけどものすごく強く頭の髄でバコーン！とはじけたような！！


関ICに向かって走らなきゃいけないのに、方向を間違ってしまっていたので結局針テラスまで走りました。

途中でいつもの10,000回転以下に戻したり、また少し回したりしながら放心状態で針テラスに到着しました。
真横にバイクを止めた男性が独り言にしては大きすぎるトーンで　「寒いわ、心臓凍りそう」　と言っているのをいつもの私なら「そうですね」　なんて　コミュニケーションとっているはずなのですが、その日の私はなんせ未知の世界を垣間見てしまったのでぼんやり。

「1人でどこまで行くの？」


回らない頭でその質問を聞きながら、



「行くんじゃなくて帰るんです(=ﾟДﾟ=)」



真顔でコミュニケーションアンテナを真っ二つに。あわわすみません
ライダーさんは　「　あ、そうなの　」と　立ち去りました。すみません　いつもならこんなことには‥！


少し休憩して、来た道を引き返します。
さっきたくさん回したのが良かったのかなんだかバリ君が軽く走ります。


11,000くらい回すと車の流れと同じくらいで走れるのでそのペースで走っていると、途中のICからヤマハさんのバイクと黒のNinjaが！！
なんてたって伊賀帰り、忍者にときめいてきた私が帰り道Ninjaにあったらこれはもう、お　お　おお　追いかけてしまう‥！！！

その二人連れのライダーさんはビューン！！と飛ばします。
私はその後をくっついて、少し距離をあけて走ります。
沢山回したら速いバイクさんの流し運転くらいにはついていけるのかもしれない250ccのバリ君。
嬉しくなって追走というやつを初めてやってしまいました！


でもそんな状態が続くわけもなく‥
当然カーブもくるし、その回転数を維持できずに結局おふたりを見送って、またマイペースで走り、無事その日のツーリングを終えました

あの日、初めて「官能的なエンジン」の意味を心で理解した！かも
今まで感じていたバリ君の青年的な魅力に深みが！！　
すごいわー　セクシーだわーバリオス！


沢山回して走る、新しい試みは見事癖になりそうです
でも　【沢山回す→スピード出る→ゆるいカーブも怖い】　なので、私はくれぐれも調子乗らないように！です。

よしよし来週からはまたコーナーの練習





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∴ そこに湖があったから。

（2008/11/3　信楽）

三連休もラストとなりました！
某S兄さんと連合ツーの予定でしたが相棒が大変なことになってしまい、また今度、ということに。残念ですがこれからの楽しみが増えました♪次こそオヤジさんの都合も合えばステキです！

さて、お休み最終日、どこへ行こうかなあ、と悩む事もなく信楽へ決定です！
なぜならみなさんの信楽レポを見ていて写真の狸がステキだったから！
私も狸に会いたいと、レッツ信楽なのです

名阪の壬生野ICからR674を通ってﾂｰﾘﾝｸﾞﾏｯﾌﾟﾙｵｽｽﾒﾙｰﾄR422に出ました。
本当なら直接R422に出たかったのですが、ﾏｯﾌﾟﾙには　「急カーブ連続だがところどころ展望あり」　の文字。
急カーブ連続
それはならんならん　そいうのはちょっとね、天気も良くないし避けさせていただいて。
その結果途中から合流したR422はなだらかで、ちょこちょこ信楽焼きの狸が顔を覗かせます。

家を出るときは雨がポツポツしていてUターンして帰ろうかなあ、なんて
あまりウキウキしていなかった私ですが、信楽焼きの狸を見た瞬間、

「あ～　信楽、来たわ～！」　と興奮！！
追い討ちをかけるように、すれちがったライダーさんがスッと手を上げて挨拶してくださった！！
こりゃもう、信楽来てよかったー！！はぴねす！ライダーさんイカス！かっこいい！
幸せスイッチの連打です。
ああ狸！
あっちにもこっちにも狸！



バイクに乗った狸とか、おぬしも悪よの～、と言われている側（越後屋風）狸も！
（越後屋風たぬき約７万円。基準が分かりません）
大小さまざまな狸を見て、顔が違うよ、本物の狸はもっとスリムよな、なんて考えながらコンビニの駐車場で途方にくれる女。それが私です。

信楽来たは良かったけど、そこからの予定がありません。
Uして帰ってもいいけれど、せっかくここまできたからには甲賀忍者とかも見てみたい。
おもむろに小ぶりなランクバックからﾂｰﾘﾝｸﾞﾏｯﾌﾟﾙを引っ張り出します。


現在位置のページを開くと、その上にちらっとみえてる、これは



これは　琵　琶　湖！



そう、琵琶湖
一度は行ってみたいと思っていた湖です。
ステキな名前の街道を走りたい。

そして私は知っています。
琵琶湖の側を走れば彦根城もぐんとちかくなるってこと！
ひこにゃんですよ！　彦根城彦根城！ヤッター！


予想外に商店街を抜け迷走に迷走を繰り返し、
約１時間後、私は疑問符を一杯浮かべながらパルコ前を渋滞に巻き込まれ走ってました。

町並みはすっかり都会。
おかしい。こんなはずじゃない。わたしの想像では湖の周りの道っていうのはもっとこう、公園みたいで、ほのぼののんびりしていて、季節を感じながら走れるはずなのに、オサレな滋賀ガールがパルコから出てきている。荷物を両手に抱えて滋賀のみなさんが‥
これっておかしい。

でも右側には、建物の間からときどき湖が。




‥‥‥





右！！？？(ﾟДﾟ;│



薄々気づいていたけれど、左に湖を見て走るはずがこれ、反対側走ってる！
急いで次の交差点でＵターン。

前方に見つけた二人連れライダーさん。
この二人は絶対琵琶湖一周してるに違いない、と勝手な決めつけをして後を追いかけます。
追いかけます　追いかけます　おいかけま、早っ！！　

予想以上に早いお二人連れと、強引な車に割って入られ気がつけばライダーさんの姿を見失ってしまいましたが、
目の前には琵琶湖を渡っている近江大橋の看板が見えてきます。

この橋をわたれば簡単に対岸までけるけど、あえてわたりません
や、すみません　嘘です。わたりたかったけど（記念的にも時間的にもわたりたかった）、有料なので２００円を出す手間を嫌がりました。（記念+時間＜２００円だす手間）
ポケットに、とは言いません。せめてタンクバックに２００円入ってたら、きっと私は橋を渡ったに違いない。


はしょりますが、そんなこんなで無事思い描いていた琵琶湖を左に見る道へ出られました。

写真を撮る余裕もなく走ることに必死でした。
のんびりなんてしていられなかった！時間との追いかけっこですよ負けてます。
でもどうしても彦根城へ行きたかったのです。ひこにゃんグッツを買いたかった。

時計を見たくないと思いました。
時計見たら、急いで帰らなきゃと思うに違いないです。
わたしはもっとこう、さざなみ街道を走って、走ってずーっとはしって彦根城へ行きたいのです。
琵琶湖一周できなくてもいい。彦根までいけたらいい。でも出来れば湖北水鳥ステーションというところまで行きたい。

湖の周りを散歩する人、湖を見つめながら語らう人、スポ少の少年たち。びゅんびゅんスピードを出すこともなく、景色を楽しみながら車もバイクものんびり走っていきます。


調子が良くなってくると脳内iPodが再生されます。


おお　BLOWIN'　BLOWIN'　IN　THE　WIND
風にゆれる心を抱えたまま
WE'RE　DANCIN'　IN　THE　RESERVATION
しびれるようなまなざしをずっと忘れないで







ﾌﾞﾛｰｳｨﾝﾌﾞﾛｰｳｨﾝ‥



‥なめてました。。。



さすが琵琶湖‥‥　日本最大の湖‥‥。
その大きさをなめてました‥orz


「何かのついで、」では　失礼すぎたと思い知った2008年11月

本当なら彦根グッツをお土産にする予定が、ようやく見えてきた道の駅「草津」で買った「天日塩」がお土産になりました。
疲労が、疲労が‥

距離的にはもっと走れるはずなのに、なんだかとても疲れてしまい
これはもう、彦根城　攻められない。

ひこにゃんひこにゃん言いましたが、ひこにゃんよりも彦根城が見たい。城が見たかった。
こんどは琵琶湖と彦根城メインで来よう、早起きして来ようと心にきめて、今日はそっとさざなみ街道に別れを告げました。なぜ山に登るのか。そこに山があったから。
なぜ湖の周りを走るのか。そこに湖があったから。
行き当たりばったりで挑んでしまった琵琶湖、不完全燃焼

今日の走行距離は272ｋｍ
やっぱり距離的にはもうちょっと走れたはずなのになんでだろ(=ェ=｀;）
悔しいけれど、もっと余裕をもって見られる次のチャンスを狙います　オー！

今日はひやっとしたこともあったので、気持ちも新たに運転気をつけないと‥！
あせらず安全運転安全運転。

長々と読んでくださってありがとうございました！
お疲れ様でした♪





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